いつまで続くイヤイヤ期!! イヤイヤ期の向き合い方
こんにちは!!おまめ先生です。
2歳の誕生日前後からはじまる「イヤイヤ期」。
どうすればいいのかわからない!!
大変!!
と思っているママやパパはたくさんいるのではないでしょうか。
今回は「イヤイヤ期」について書いていきたいと思います。
「イヤ」は子どもの自己主張のはじまり
生まれてからママと常に一緒に過ごしてた赤ちゃんも
少しずつ「自分」が出てくるようになります。
これが「自我の芽生え」です。
自我が出てくると、「自分はこうしたい!!」と思うようになり、
「イヤ!!」が出てくるのです。
ママやパパを困らせる「イヤイヤ期」は、子どもの成長であるんです。
「イヤ」の気持ちを受け入れる
「イヤイヤ期」は、子ども成長とわかっていても、どうすればいいのかわからず、大人もイライラしてしまいますよね。
では、「どうすればいいか⁉」
第一に必要なことは、
「イヤ」と言っていることを受け入れることだと思います。
「イヤ」を受け入れて「言いなりになる」ことではありません。
「イヤ」という「気持ち」を受け入れるんです。
「着替えようか」
「いや!!!」
「そっか、着替えるの嫌なんだね」
と、まずは子どもが「イヤ」と言ったことを
繰り返し言葉にして受け入れてあげましょう。
すると、子どもは「自分の主張を聞いてもらえた」と感じることができるはずです。
子どもによっては、「イヤ」を受け入れてもらったことで、
気持ちを切り替えて、行為に移ることができることもあるかもしれません。
子どもと約束する
子どもの「イヤ」ばかりでは、生活ができませんよね。
また、無理やり「着替えなさい!!」と怒っても、
子どもと全面戦争になるだけですね・・・
そういった時は「約束をする」のも一つの手です。
「着替えるのイヤなんだね」
「じゃあ、いつだったら着替えられるかな?」
と時間に余裕があるなら、子どもに聞いてみましょう。
もし、「遊んだらやる」と子どもの方から答えてくれたら、そのとおりに生活しましょう。
ただ、子どもが決められないこともあると思います。
そういう時は、
「ママの準備が終わったら着替えられるかな?」
とママの方で、約束の提案をしてみてください。
子どもが「うん」と答えたら、約束成立です!!
!注意!
子どもが「YES」と言わなければ、約束は不成立です。
もちろん、子どもに約束を守る義務はありません。
約束が成立したら、約束の状況になるまで待ちましょう。
(大人が待つのも大事ですよ!!)
約束の時になったら、
「ママ準備終わったよ」
など声をかけてください。そこで、子どもが自分から着替えに向かったら最高ですね。
子どもが着替えに行かなかったら、
「ママ、準備終わったら着替えようか」
と「着替え」の話を出します。
その時
「いや!!!!」
と言ったら、お話の時です。笑
「着替え嫌なの?でも、さっきママの準備が終わったら着替えるって約束したの覚えてるかな?〇〇くんが約束してくれたから、ママは待っていたんだよ」
としっかり状況を伝えます。
約束を守ることは、大切です。
この時は、どんなに「いやーーー」と言っても、
約束は守ってもらったほうがいいと思います。
最初は、「いやーー」と泣き続けるかもしれませんが、
同じように繰り返し関わることで、
「ママは、自分の気持ちを受け止めてくれる。でも約束は守らなければならない」
ということが理解できるようになると思います。
この日は、約束を守らなくてもいい、
この日は、約束を守らなければならない
と日によってママやパパの態度が変わってしまうと、
子どもも混乱してしまいます。
「一貫した関わり」が大切ですね。
どうしてもダメな時は伝える
子どもと生活する中で、どうしてもダメな時、
急いでいる時など
子どもと約束することができないことも多いですよね。
そういう時は、子どもにそのことを伝えましょう。
まずは、「イヤ」を受け入れてから、
ママやパパの思いや伝えたいことを話します。
「着替えるのがイヤなんだね。でも、今日は急いでいるから、今着替えてほしいの」
とわかりやすく、丁寧に伝えます。
子どもは、「イヤ」と言いながらも、
保護者の状況を理解しようとしてくれるはずです。
子どもも
普段から気持ちを受け止めてもらったり、
約束をして自分の気持ちを尊重してもらったりする経験をすることで、
どうしても!の状況の時は保護者に協力してくれると思いますよ。
「イヤ」を楽しむ
「イヤイヤ期」はどうしてもママやパパをイライラさせてしまうことが多いと思います。
ですが、
「いやーーーー!!!」
と泣き叫ぶ状況に対して
「また、泣いてるよ」
と思ってしまえば、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
「また泣いてる」と思ってから、子どもに関わりにいくと、
意外と落ち着いて子どもと話ができるようになると思います。
大変だけど、楽しめるようになったら
「イヤイヤ期マスター」ですね!
いつかは終わる
「イヤイヤ期」はずっと続くことはありません。
自分の思い通りにならない経験、自分の気持ちを受け入れてもらった経験、
様々な経験をすることで、「イヤ」と言わなくても折り合いをつけることができるようになります。
「イヤイヤ期」は、
子どもと大人の「会話」の始まりと言ってもいいかもしれません。
「イヤ」から始まる会話。
「イヤだけど、どうすればいいか」を親子で考えることが、
その子にとって、これから
「思い通りにならない時どうすればいいのか」を自分で考える力に繋がると思います。
非認知能力にも繋がりそうですね!!
ぜひ、「イヤ」を楽しみながら、
親子でたくさん会話をして、「イヤ」に向き合っていきたいですね。