おまめ先生の日記

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保育園の連絡帳の書き方 ~園でのエピソードを書く編~ 「新人保育士」向け

こんにちは!おまめ先生です。

 

連絡帳って書き方わからない!

連絡帳を書くのに時間がかかる・・・

 

という新卒保育士さんは多いのではないでしょうか?

 

私は、連絡帳を書くのが好きなんですが、

今回は「連絡帳」の書き方を紹介したいと思います!!

 

長くなってしまったので、まずは

 

「保育園でもエピソード」

 

を書く時のポイントをまとめました!

 

 

具体的に書こう!

「そんなのわかってる!」と言われてしまいそうですが、

具体的に書くのは大事です!

 

例えば、

[今日は、おままごとで遊んでいました。とってもおいしい料理を作ってましたよ]

 

と書くより、

[今日は、おままごとで遊んでいました。鍋の中にチェーンを入れると、ガス台のところに持っていき、お玉で混ぜながら何かをつくる〇〇ちゃん。しばらく見ていると、「カレー作っているんだよ」と教えてくれました。作り終わったあとは、お皿に盛り付けて、テーブルに並べ、スプーンを使って食べていましたよ。自分でつくった料理はおいしそうでしたよ。]

 

「おままごとでどうやって遊んでいたか」

 

連絡帳を読む保護者にも伝わるようにかけるといいですよね!

 

でも、どうやって具体的に書けばいいの?

 

連絡帳を具体的に書くには?

連絡帳を具体的に書くには、ポイントがあります!

 

☆会話を書くといい

連絡帳に書く内容に、【会話】があったら会話を書くと、一気に具体的になります。

 

その遊び(生活面)を通して、どんなやり取りがあったかを書くことができると、昨日と同じ遊びでも、今日だけのオリジナルの遊びになります。

 

保育士の方なら、毎日同じ遊びがないのはわかりますよね!

 

同じ「おままごと」でも、昨日と同じ「おままごと」はないはずです。

その違いを伝えるのに、「会話」おすすめです。

 

☆成長だけを伝えなくてもいい

「できるようになったこと」だけを書こうとすると、かなり難しいです。

 

もちろん、子どもは日々成長しているのですが、

それを連絡帳に書こうとすると、大変です。

「こういうニュアンスを伝えたいけど、文章にできない・・・」

 

ということも。

そういうことは、お迎え時に口頭で伝えましょう。

口頭の方が「こんな感じ」という部分を伝えやすいですよ。

 

本題ですが、成長したことを毎日連絡帳に書くことはないと思います。

 

何気ない日常の一部を切り取って、

「こんなことがありましたよ!」と書くこと日があっても、もちろんおっけーです!

 

日常を書くときこそ、具体的に書く意識を持つことが大切です。

 

☆保育士の思いも添えて

「この遊びがおもしろい!」

 

と思って連絡帳に書き始めたのに、文章にするとなぜか伝わらない・・・

 

という時ありませんか?

 

そういう時は、

「なぜ、書こうと思ったのか」

保育士の思いも添えるといいと思いますよ。

 

「室内では、積み木を積んで遊んでいました。まっすぐ上に積むだけでなく、積み木の向きを縦や横に変えながら積んでいましたよ。〇〇くんの工夫がたくさん見られて見ていて面白かったですよ」

 

積み木を縦や横に積んだことだけを書いても、どうやって遊んだか伝わりますが、

私(保育士)が「工夫している姿が素敵!」と思った時は、それも言葉にしています。

 

また、そういったことを書くことで、保護者に少しでも

「遊びを見る視点」が伝わればいいなと勝手に思っています。

 

遊びは、なんとく見るだけでなく、

「どうしてその遊びをしているか」

「何を学んでいるか」

などを見ていくことも大切です。

 

そういった視点をもって見ることで、より遊びを見るのが楽しくなりますよね。

 

 

子どものことを共有する

連絡帳を通して、保育園での様子が少しでも伝わるといいですよね。

 

連絡帳を書く保育士が、子どものことを

「おもしろい」「かわいい」「すごい」「へえ!」

と思って普段から見ていれば、文章でも伝わるはずです。

 

連絡帳を書く時も

「ママやパパに伝えたい!」という気持ちを持っていれば

自然と文章にあらわれていきます。

 

 

 

連絡帳を書くことも楽しめるといいですね。

次回は、「保護者の文に対する返信編」です!