おまめ先生の日記

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保育実習のポイント~現役保育士が教える~

こんにちは!おまめ先生です!

 

今回は「保育実習」について

保育士目線からポイントを紹介します!

 

学校ではなかなか教えてくれない実習のこと。

私が実習生を担当して感じたことを含めてお伝えしていきたいと思います!!

 

知ってから実習に行くのと、何も知らないで実習に行くのでは絶対違うので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

 

最低限のマナー

マナーは最低限押さえておいてほしいなと思います。

 

まずは、見た目!!

・髪の色(できるだけ黒)、長い人は結びましょう。

・爪は短く、マニュキュアはやめておきましょう。

・マスクはできるだけ避けて

 

実習先の保育士さんが、髪が長くても、マニュキュアをしてたとしても、実習生は避けておいたほうが絶対にいいです。

 

見た目で性格を判断することはできませんが、何となく気にしてしまいます。

 

マスクは、風邪をひいていない限りやめておいたほうがいいです。

 

マスクをしていると、子どもたちに自分の表情を見せることができません。

 

表情や口の動きはとっても重要です!

マスクをして隠してしまうことがないようにしましょう!

 

挨拶!!

当たり前ですが、挨拶はしっかりしましょう!

 

保護者の方にも

f:id:ayaochaaaan:20190716182427j:plain「本日から、3週間実習生としてクラスに入らせていただきます。〇〇です」

 

と自分から挨拶ができたら最高です!!

 

保育士さんにも、自分のクラスの先生だけでなく、会った人には挨拶できるといいですよね!

 

朝は、機嫌ななめの先生もいますが、そういった人に冷たく挨拶を返されても、悲しまずに、「眠いんだな…」くらいに思っておけば大丈夫です!

 

朝は「おはようございます」

 

休憩は「お疲れ様です」

 

退勤時は「お先に失礼します」

 

と最低限でいいので挨拶はしましょう!!

 

実習で何を学ぶか!?

実習中にどんなことを学んでほしいか!

 

私なら、「遊びを見る力」もっと言えば

「子どもを見る力」を伸ばしてほしいと思っています。

 

実習こそ、子どもたちをじっくりと見ることができます。

 

(働き始めてからは、そうもいかないことも多いので…)

 

子どもを見る力って?

「子どもを見る力」って言われても、どういうこと?と思いますよね。

 

例えば、積み木で遊んでいたとしたら、

遊んでいる子は「何を考えながら遊んでいるか」

子どもが何を考えてその遊びをしているかという部分を考えることが、

「子どもを見る力」に繋がっていると思います。

 

表面に見えることだけでなく、その子の内面まで見てほしいです。

 

子どもの遊びを見るポイント

私は、クラス全体の遊びを見るよりも

ある1人に焦点を当てて、見ていったほうがいいと思います。

 

その子の「遊びの開始~終わり」までじっくり見る。

 

その1つの遊びの中でどんなストーリーがあるか、想像しながらみてほしいです。

 

1日の流れはどうでもいい!

保育実習の実習簿ってなんで「1日の流れ」を書くんですかね?

 

あれ本当に意味ないです!!

生活の流れは毎日たいして変わりません。

 

だいたいで記入してOKです。(あくまでも私は…)

 

間違っていたとしても、特に影響ないので、

1日の流れを覚えるくらいなら、子どもたちの遊びをみてほしいです。

 

責任実習の為に、だいたいで覚えておきましょう。

時間に関しては、責任実習の時に、メモをポケットにいれておいてもいいと思います。

 

質問はたくさんしよう

実習生には、ぜひたくさん質問してほしいです。

 

そんなことを言っても、急に質問って出てこないんですよね。

とってもわかります笑

 

何がわかって、何がわからないのかがわからないですよね。

 

保育士さんの行為を聞いてみる

保育士が子どもに関わる機会はたくさんあると思います。そういった場面で

「なんで、あんな風に関わったのかな?」と思う場面を見つけたら、聞いてみましょう!

 

保育士も聞かれないと忘れてしまう場面も多いので、

ぜひ聞いてみてください!

 

それぞれの場面の配慮を聞いてみる

 

遊びだけでなく、食事、着替え、排泄など保育園には様々な場面があります。

 

そういった一つ一つの場面で先生が意識していること、気をつけていることを聞いてみましょう。

 

それぞれの先生が意識していることが必ずあると思うので、きっと答えてくれると思います。

1日1場面聞くだけでも、質問の数が増えそうですね。

 

自分の気になることを聞いてみる

これは実習生が一番やりやすいはず。

 

自分が子どもと関わる中で困ったことを中心に、気になることは聞いてみましょう!

 

 

これだけ押さえておけば、だいぶ質問もしやすいと思いますよ!!!!

 

実習簿の書き方

実習簿の書き方は、学校によっても違うし、実習先の園によっても違うと思うので、それぞれの指示に従ってください。

 

ただ、どんな実習簿でも使える知識を紹介します!

 

誰が主語か気をつけて

実習簿には「子どもの動き」「配慮」などの項目があることが多いです。

 

子どもの動きの主語は、「子ども」です。

配慮の主語は、「保育者」です。

 

この2つが混同しがちになるので、気をつけましょう。

 

言葉遣いに注意

配慮や保育者の動きを書く時に「〇〇をさせる」と書いてしまいがちです。

(確かにそう見える時もあるかもしれない…)

 

でも!!

 

保育士としては、「させている」つもりはありません。

その行為ができるように、言葉をかけたり、援助したりしています。

 

どんなことをしているか、しっかり観察して、それを記入しましょう。

 

細かい言葉に関しては、その園によって違うので先生に聞いてみましょう。

「外遊び」「室内遊び」「構造遊び」「机上遊び」など

様々な保育の記録で使う言葉がありますが、もしかしたら園によって違うのかも。

 

直されても気にせずに「そうなんだ!」と思って、次から気をつけて書けば大丈夫です。

 

使いやすい言葉

私が普段の記録を書く時によく使う言葉を紹介します!

 

・気持ちを受け止める

・共感的・応答的に関わる。

・(子どもの)気持ちを言葉にする

・見守る

・(子どもの)言葉や気持ちを相手に仲介する

 

こういった言葉は私はかなり使います。

覚えておくと使えるかも!?

 

 

 

保育実習は、大変なことも多いと思いますが、楽しいこともきっとあるはず!!

自分の性格と実習園の相性もあるので、あとは神に祈りましょう。。。

 

保育士さんは、優しい人が多いので、

実習生さんが意欲的に実習に取り組んでいれば、

たくさんのことを教えてくれると思いますよ。

 

実習が、「よくわからなかった」で終わるのではなく、少しでも意味のある時間になるといいですね。

 

何か聞きたいことがあったら、

ツイッターのDMなどくださいね!!