おまめ先生の日記

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「寝かしつけ」は大変!でもポイントはある!

どうも!おまめせんせいです!

今回のテーマは

「寝かしつけ」

どの保護者も困ったときがあるのではないでしょうか?

全然寝なくて気づけば23時…ということもありますよね。

今回は、「体力がついてきたから寝なくなってきた」と感じているママやパパ向けに書いていこうと思います!

 

生活習慣

子どもの生活習慣形成のためにも、ママやパパは「早寝早起き」を子どもにしてほしいと思いますよね。

その気持ちとっても大事だと思います。保護者の方が生活習慣を意識しているかしていないかで、子どもの生活はだいぶかわってきます。

それならどんな生活がいいのか!?

ズバリ「毎日同じ流れ」が大切です!

昨日は「お風呂→ご飯→歯磨き→寝る」
今日は「ご飯→歯磨き→お風呂→寝る」

と日によって生活の流れが異なるとなかなか子どもは寝ることができません。

生活の流れが違うということは、少なからず子どもに不安にさせてしまいます。毎日同じ流れで生活したほうが、安心して入眠しやすくなりますよ。

子ども自身も「〇〇をしたら寝る時間だ」と自分でわかっていたほうが、自分の生活に見通しを持てるようになります。

どんなに小さい子でも、【生活の見通し】を持てるんです。

また、お風呂が寝る直前だと身体が火照って寝づらかったり
食事が寝る直前だと消化できなくて寝づらかったりするので
時間には余裕を持てるとよりいいとですね。

出来るだけ、平日と休日も同じ流れのほうがいいです。

お出かけ等でいつもと違う生活になる時は、そのことを子どもに伝えるといいですよ。

「今日はお出かけしたから、お家に帰ったらお風呂に入って寝ようね」

といつもとは違うのは、お出かけをしたからということを伝えることで、その日も安心することができますし、

次の日からも普段の生活に戻しやすくなります。

つい、「子どもだから」と言って状況を伝えることを忘れてしまいがちになるので、丁寧に伝えていきましょう!

 

子どもの気持ち

次は子どもの気持ちを考えていきたいと思います。

「体力がついてきたから寝ない」のは本当でしょうか?

もちろん、0歳の頃に比べて体力がついたのは間違いないです。2歳ごろを過ぎると、本当の体力の限界で寝てしまうことは少しずつ少なくなってきます。

大人で考えてみましょう。

みなさんが「体力の限界」で寝てしまうのは、普段寝ている時間ですか?

多くの人は、「体力の限界になったら寝てください」と言われたら、普段寝ている時間よりも遅くなるはずです。

多くの人は、普段、体力の限界ではないけど、「疲れているから」「明日もあるから」という理由で早く寝ますよね。

子どもも少しずつそういう身体になってきます。

そういった時期を迎えた時に生活習慣を崩さないようにしてあげるのは、大人の役割です。

「なぜ子どもは寝ないのか」

理由の1つに「満足していないから」

ということがあります。

特に「ママやパパとの時間」に満足していないとなかなか寝ることができません。

平日は保育園に通い、必然的に保護者との時間は少なくなります。

帰宅してからもママは夜ご飯の準備で忙しく、ルーティーンのようにお風呂に入り、遊ぶ時間はほとんどなく寝る時間に…

という家庭は少なくないはずです。

これでは、子どもの気持ちは満たされず布団の中に入っても、ずっとふざけていたり、ずっと話していたりしてしまいます。

この子どもの行動は、少しでも

「ママやパパとの時間をつくりたい」

という子どもの気持ちの表れではないでしょうか?

そう考えてみれば

子どもの話を聞く時間を作ったり、少しでも子どもと向き合って遊ぶ時間を作ったりすることに繋がると思いませんか?

時間がない人は、寝る前に子どもをギュッと抱きしめて

「ママやパパはあたなのことが大好きだよ」

と伝えるだけでも子どもは満足してくれると思います。

寝ない原因を「子どもの気持ち」に目を向けると、どうしたらいいのか解決の糸口が見つかるかもしれません。

 

親子のコミュニケーション

寝る前のコミュニケーションは、ここまでも書いたようにとっても大事です。

・携帯やテレビは寝る前はやめましょう。
・部屋の暗さは・・・
など方法論は調べれば色々出てきますが

結局は子どもが「安心」できるかどうかだと思うんです。
そのために親子のコミュニケーションは欠かせません。

方法はなんでもいいと思います。

その子とママやパパが楽しいと思える方法が一番です。

どうやって子どもとコミュニケーションをとったらいいかわからないという人は
「絵本」
がいいと思います。

絵本を読む時は自然と親子の距離が近くなりますし、「これ何かな」など会話のきっかけを見つけやすいです。

絵本は終わりがあるので「これ読んだら寝ようか」見通しも伝えやすいのもいいですよね。

「もう一回」の声に対しては、もう一回読んでもいいと思いますし、「これ読んだら寝るよ」と伝えていれば、「また明日読もうね」と言って寝てもいいと思います。

この「もう一回」という言葉を通しても、親子のコミュニケーションがとれたら素敵です!!

最後に 

実際の寝かしつけは、ここに書いたことをやってみても上手くいかないときが多いと思いますが、毎日完璧に寝かせようと思わず、

だいたい「早寝早起き」ができれば、はなまる!!です。

私も保育園で寝かしつけをしていると、なかなか寝なくて焦ってしまうことがあるので、ママやパパはもっと大変なんだろうなと感じています。

でも大人が焦れば焦るほど、子どもって寝ないんですよね。
本当に難しい!!!!でも、、、

寝かしつけが、ママやパパにとって大変なことではなく、お子さんとの楽しい時間になればいいなと思っています。